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食品別糖質量ハンドブック増補新版 ダイエット・糖質制限に必携 [ 江部康二 ] 食品の糖質なんてありすぎて分からない!!ハンドブックですぐ調べられるから便利です♪ |
妊娠中の食事療法の目的
妊娠糖尿病の食事療法は、次のことを目的に行います。
① 母体の血糖値の正常化② 妊娠中の適正な体重増加と健全な赤ちゃんの発育に必要なエネルギーの付加と、栄養素の配分
③ 母体の空腹時、飢餓によるケトーシス※を予防
④ 授乳のための栄養補給
※ケトーシス:脂肪を分解してエネルギーをつくりだす際に産生される「ケトン体」の量が多すぎて、排出でき雄なかったものが血液中に溜まっている状態。
妊娠糖尿病の食事療法を調べていると、「ケトン体」という言葉が多く使われています。
私も、実際2人目の妊娠の際に妊娠糖尿病になり、食事療法を指導を受けました。その中で、「ケトン体」を意識された内容の食事療法だった為、インスリン治療になりました。
今、3人目を妊娠しており、妊娠糖尿病に今回もなる可能性が高い為、食事療法を調べて行く内に、「ケトン体」とはなんなのか、調べていますので、ご覧ください。
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「 ケトン体=ケトアシード 」は妊娠中、母体、赤ちゃんに影響はあるのか?
「 ケトン体 」 赤ちゃんや母体に、何の心配もないんです。
「 ケトン体 」について、ダメなイメージを持たれているお医者様は残念ながら多いのも事実です。
………………
⇒ケトアシードス(ケトン体)とは
脂肪酸の分解・代謝によって作られる副産物、アセトン、アセト酢酸、B-ヒドロキシン酪酸の総称です。
………………
これまで体内のケトン体が増加することはケトアドーシスにつながる危険な状態だと考えられました。
「ケトン体」が身体に蓄積されると、奇形や障害を持った子が生まれたらどうするんだ。という先生方の意見があったそうです。
その後の研究により、新生児は低血糖状態におかれており、その際のエネルギー源は「ケトン体」であるということに辿りつきます。
胎児は絨毛で作られたケトン体を、主な栄養源・熱源・エネルギー源にしているという結論を報告。
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△妊娠糖尿病の食事療法は
⇒カロリーを抑えた食事で血糖を下げよう。⇒それで下がらない場合はインスリン投与で血糖をコントロール
………………
※仮に、糖質を制限して血糖が下がってもケトン体の値が増えていればその食事は危険と判断され糖質を摂るように警告されるので、その病院で出産するなら従うしかありません。
妊娠糖尿病になって、実際に「ケトン体」を意識した食事療法を行いました。血糖は下がらず、インスリン治療に。その食事療法を信じるしかなかったので、そのまま出産まで、インスリン投与をすることになりました。
【妊娠糖尿病では高血糖を起こさない食べ方をすること】
になるのですが、分食をするにしても、野菜→汁物→炭水化物を摂る事で、糖の吸収を穏やかにとなりますが、このメニューの中には、糖が上がりやすい内容も含まれています。
結果、高血糖になりながらのインスリン治療を行うことと、糖質制限をしてインスリン治療をしないように予防しながら出産するのは、明らかに糖質制限の方が体に負担が少ないと感じます。
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カロリー制限 と 糖質制限 のメリットデメリット
【 カロリー制限 「ケトン体」を意識した食事療法 】
(メリット)
・出産する先生のアドバイスの元出産を行える。
(デメリット)
・カロリー制限をすると、食事量が少なくなります。(糖質内容が含まれるとカロリー数もあがります)空腹に耐えられず食べてしまうという人が多い。
・体重は増えていくので、肥満が進みインスリンが効きにくくなるので、インスリンの量を増やすという悪循環になってしまう。
・インスリン抵抗性により、インスリンを投与しても血糖コントロールがうまくいかず、胎児が大きくなり過ぎて帝王切開するという例も少なくないとのことです。
【 高血糖を抑え糖質制限を意識した食事療法 】
(メリット)
・糖質制限をする事で、体重増加にもブレーキをかけることができます。
・糖質制限によるカロリー数が軽減されるため、お腹一杯食べて血糖値を下げることができます。
(デメリット)
・ケトン体の事を反対されている病院での出産となると、糖質制限は反対されるケースもあります。
妊娠糖尿病の食事療法を考えている皆様に
お医者様の言っている、食事療法の違いで、悩んでしまうこともあると思います。
おふたりの大切な命です。出産まで無事に過ごしたい。出産する場所で違うと戸惑いもあると思います。
私も実際に2人目で初めての妊娠糖尿病の宣告を受け、悩みましたが、自分の考えと、先生の考えの差に不安を感じ、インスリン治療での出産となりました。今は3人目の妊娠で、2人目の際にインスリン投与の量が増えたこともあり、糖質制限を目指しながら過ごしています。
この不安を抱えながら、血糖の事を気にしながら過ごされている妊婦さんは多くいると思います。 選ぶのも、決めるのも妊婦さんですが、妊婦さんの体調や、赤ちゃんの状態をみながら、自分を信じて出産まで過ごしていただきたいです。
これからも、妊婦さんにとってマタニティライフが充実できるように★様々な角度から、情報をお届けします。
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MAMAGOKORO ( ままごころ )
宮崎県在住小学校幼稚園2人の娘を持つ母。3人目を妊娠中。このブログでは、生きていくうえで、健康と生活と仕事のこと、知っておきたい情報をお届けします。