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妊娠中の体重管理
妊娠中、体重が勢いよく増えてしまい、先生から注意される。
妊娠糖尿病に以前かかった妊婦さんは、特に注意されます。よくある話ですが、私も体重がみるみる増え、妊娠糖尿病になり、インスリンでの治療でまた、太るという悪循環の妊娠生活でした。
実は、妊娠中に体重が必要以上に増えるのは「糖質の摂りすぎが原因」かもしれません。
妊娠中の糖質制限による「ケトン体」について、気になる方や、不安な方はこちらでまとめておりますので、ぜひご覧ください。
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赤ちゃんに糖質はいらない
ケトン体は安全なエネルギー源。重症の糖尿病患者さんのけっちゅで高値にみられると生命が危険であるとされる「ケト・アシドーシス」が知られています。
しかし、胎児の血液のほうが、臍帯血よりケトン体が多いこともわかっており、胎盤からケトン体が送られているわけではなく、胎児の身体の中でケトン体が作られていることが示唆されています。
一方、三大栄養素の栄養素である糖質(炭水化物)はというと、ほとんど不要ではないかと考えられています。その証拠に
● 胎盤でインスリンを壊す酵素が産生される。
● 妊娠中は普段よりインスリンの分泌量が増える
● 妊娠糖尿病の発症率が25%である。
インスリンは血液内に余った糖質を体脂肪に蓄える性質があります。胎盤でインスリンの分泌を防ごうとする物質が産生されるということは、インスリンが胎児にとって有害であることを意味していると考えられます。
胎児にとって有害な物質をわざわざ母体が分泌し続けること自体が不自然です。
つまり、糖質を摂らなければインスリンが過剰に分泌することもないのに、糖質を摂りすぎているせいで分泌せざる得なくなってしまっているのです。
そして、インスリンが効かなくなっってくると肥満になり(インスリン抵抗性)分泌が追いつかなくなると妊娠糖尿病になるのです。
実際に私も、インスリン抵抗性があったからなのか、妊娠中(糖質制限なしの食事療法のもと)インスリン注射をしているのにも関わらず、体重は増加していました。
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実はアンバランスな食事療法を指導される
普通に米やパン、麺類を食べているだけでも太ってしまうのが妊婦さん。
でも、教えられるのは、カロリー制限での分食のみ。
摂ってしまった糖質をいかに、下げるか、デザートや、乳製品の摂取時間も伝えられますが。糖質は胎児が必要としていないので、妊婦さんの母体に脂肪がどんどん蓄えられてしまい、血糖を下げたいのに血糖値も上げてくれます。
しかし、一般的には「主食は全エネルギーの5~7割を摂りましょう」と言われてしまいます。糖質が入った食事の中、体重が増えると指導が入り注意されてしまいます。
一般的な体重増加は「むくみ」「高血圧」「胎児の体重異常」「糖尿病」の原因となるので、体重増加は防ぎたい所です。
じゃぁ、いったいどうすればいいのか?妊娠中の体重管理は本当にストレスになりますよね。
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本当にバランスの良い食事とは
悪いのは妊婦さんではなく、「バランスの良い食事」です。この「バランス」がそもそも間違っているのです。
ではどのような「バランス」の食事をすれば良いのでしょうか。
原始時代の人間が食べていたと言われる食事バランスをもとに考えられた食事法があります。
【 パレオダイエット 】
一番多いのはお肉、魚などの動物性たんぱく質と脂質です。
次が野菜や果物、ナッツ類などと続きます。
お気づきでしょうか?炭水化物(糖質)はほとんどありません。
エネルギーバランスは、炭水化物20%、たんぱく質30%、脂質50%です。
※注意していただきたいのは、これは痩せるためのダイエットではなく、人間本来の件皇帝な食事法です。妊婦さんがやってももちろん安全ですし、赤ちゃんも適正体重で育ちます。
このような低炭水化物、高タンパク、高脂質の食事をすることで妊婦さんの体重コントロールも非常に楽になります。もちろん、赤ちゃんの分の増えた血液や胎盤の重さ、皮下脂肪の分が増えますが、過体重で怒られることはないでしょう。
また、この方法は一般の産院では勧められていません。
妊婦、胎児への安全性が確認されていないことが理由です。しかし、この方法はすでに何百万年も人間がしてきた食事法です。それで子孫を残し続けられたのですから、安全と言ってよいでしょう。
実践するか堂かはご自身で判断してください。
私の場合は、妊娠糖尿病の経歴がある為、今回の妊娠をキッカケに。この方法に取り組むことにしました。この食事方法と運動を続け、体重は抑えられ、妊娠前の体重はプチ肥満でしたが、標準体重に近づけられています。
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赤ちゃんの大きさや、お腹が出てくるとその分の体重増加もありますので、ずっと体重が減り続けることはありませんが、一定の体重をキープしている形です。以前の妊娠糖尿病の時の体重増加とは比べられないものがあり、今回の妊娠糖尿病の発症も今の所抑えられています。
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糖質を気にしながら食べること
妊娠されていない方も糖質制限ダイエットをされている方がいらっしゃいます。それでは、妊娠中の方も同じように糖質制限ダイエットを行っていいのか。
まだまだ、ここで回答しきれてはいません。これから多くの疑問と解決法をご紹介させていただこうと思います。
様々な意見があると困惑してしまうのも事実です。ただ、健康に出産したい。それだけにつきると思います。こんなに、食事や運動が大切なことと気づかせてくれた赤ちゃんに感謝しながら、妊娠中も、出産後も、赤ちゃんも健康を意識した食事と運動を続けていきましょう。
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MAMAGOKORO ( ままごころ )
宮崎県在住小学校幼稚園2人の娘を持つ母。3人目を妊娠中。このブログでは、生きていくうえで、健康と生活と仕事のこと、知っておきたい情報をお届けします。