カロリーゼロの落とし穴
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糖質オフのやせぐせべんとう222 [ 主婦の友社 ] 痩せグセ!ぜひ付けたい!!外食や冷凍食品には、添加物もたくさん!お弁当のおかずで、日々のお出かけも健康に食べれるように勉強中です★ |
ダイエット中の方や、体重制限がある方にとって、「 カロリーゼロ 」なら安心!と思っていた、『 人工甘味料 』が、実は太りやすかった!?ダイエット甘味料のはずなのになぜ!?
飲み物などの原材料表示をみて、砂糖が入っていないものをわざわざ選んでいた方もいるのではないでしょうか。
人工甘味料なら大丈夫!と思ってましたよね。ダイエット、体重に気を付けるうえで、これからは、飲み物・食べ物の選び方も変わってくるかもしれません。
人工甘味料とは天然に存在しない甘味成分
人工甘味料とは、
天然には存在しない、人工的に合成した甘味料のことです。
など様々な食料品に使われています。
砂糖の数百倍の甘みがあるので砂糖よりも少量で⇒カロリーがほぼゼロに近いという特徴。
人工甘味料にはどのような種類があるのか見てみましょう。
炭酸飲料によく使われる 「 アスパルテーム 」
カロリーゼロと書いてある炭酸飲料などによく使われる人工甘味料。
[ 製作方法 ]
フェニルアラニンとアスパラギン酸を結合して、アミノ酸系の甘味料完成。
[ 甘さ ・ カロリー ]
砂糖の約200倍の甘さがあります。カロリーは砂糖と同じ
砂糖生まれの 「 スクラロース 」
スクラロースは、
[ 甘さ ・ カロリー ・ 味 ]
砂糖の約600倍の甘さがあります。加熱しても安定。苦味がない。
日本では使用量に上限がある 「 サッカリン 」
もっとも古くから食物添加物として使われている人工甘味料。1960年代に動物実験で発がん性の疑いがもたれたため、日本では下記のように使用量に上限が定められています。
その後の実験で発がん性は認められていないのですが、日本では未だにその安全性が心配されていて、サッカリンの代わりに他の人工甘味料が使われることが多い。
[ 甘さ ・ カロリー ・ 味 ]
ショ糖の500倍の甘さがあります。
酢酸から作られる 「 アセスルファムK 」
アセスルファムK = アセスルファムカリウム の略。酢酸を原料とする人工甘味料。血糖値は上昇させないと言われている。
[ 甘さ ・ カロリー ・ 味 ]
砂糖の200倍の甘さがあります。苦味がある。エリスリトールなど他の人工甘味料と合わせて使われる。
カロリーゼロ…人工甘味料を摂ると太る6つの理由
人工甘味料の種類が分かったところで、実際に人工甘味料が体の中でどのような働きをして、太りやすくなるのか。具体的にみていきましょう。
ダイエット効果があるとされていた人工甘味料でなぜ太ってしまうのか…。
■ インスリンが過剰に分泌される
食事によって糖分をとると肝臓からインスリンが分泌されて、血糖値を下げようとします。
インスリンは血中の糖分を各臓器に取り込み、余った分はすべて脂肪として溜め込むことにより、血中の糖分を一定に保つ働きがあり、インスリン=肥満ホルモンともよばれています。
~インスリンは砂糖だけでなく、人工甘味料にも反応~
人工甘味料を摂ると急激に上がり、インスリンが大量に分泌されます。肥満ホルモンが完成されます。
砂糖は摂っていなくても、人工甘味料を摂ると同じようにインスリンが分泌され、太りやすくなる。
※この説には反論もあり、人工甘味料の摂取で血糖値は上昇しない、と主張する医師もいます。人工甘味料自体が利用されるようになってから歴史が浅いため、更なる研究が待たれるところです。
■ 血糖値の急降下で余計にお腹がすいてしまうから
血糖値は急激に上がると、下がるのも急激になる。
脳は血糖値が下がると「お腹がすいた」と思うようになっています。前の食事からはそれほど時間が経っていなくても、血糖値を上げる食事や、人工甘味料で血糖値を上げてしまえば、血糖値が急激に下がり、すぐに腹がすいたと感じてしまい、どうしても食べたくなってしまいます。
■ インスリンの働きが鈍くなりエネルギーが作られなくなるから
人工甘味料は、甘いですがカロリーはゼロ。
②インスリンがエネルギーに変えようとするための糖分がない。③インスリンが頑張って身体の各器官に糖分を送ろうとしても送るものがないわけですから、インスリンがだんだん働かなくなる。
インスリンの働きが鈍くなる ⇒ 食事のカロリーがエネルギーに変換されにくくなる ⇒ どんどん脂肪を溜め込みやすい身体になる。
■ ホルモンの過剰分泌で満腹感を感じにくくなるから
食事をすると満腹ホルモン =レプチンが分泌されます。
普通ならこれで「 お腹がいっぱいになった 」と感じ食べることをやめられるのですが、人工甘味料には、このレプチンを過剰に分泌させる働きがある。
レプチンが出続ける ⇒ 脳に満腹感を感じる能力が麻痺。食べても食べてもまだお腹がすいてると感じてしまう。 ⇒ ずっとお腹がすくと感じ食べ続けてしまう。
■ カロリーゼロに安心して食べすぎてしまうから
カロリーがゼロならと安心して食べすぎてしまうのも、太る原因のひとつ。
■ 強い甘みに慣れてしまい味覚が鈍くなる
人工甘味料は砂糖の何百倍という恐ろしいほどの甘さがあるもの。ついつい摂る量が増えてしまうと…
「 味蕾(みらい) 」甘味を舌で感知する働きが鈍くなり、普通の甘みでは我慢できなくなってくる。
⇒ どんどん甘いものが欲しくなり、結果的に「太る」
甘みを感知するセンサーは、舌だけでなく胃や腸、膵臓にもあるので、人工甘味料を摂りつづける事により
の分泌を促進してしまう。
■ 人工甘味料には中毒性がある
人工甘味料 = 一説にはコカイン以上の強い依存症があるとされています。
甘いものを食べたときに出るドーパミンは、
を感じる神経伝達物質。
人工甘味料の甘みに快感を覚え、依存していまい、太りやすくなります。
健康被害の恐れも…太る以外にも心配な人工甘味料の危険性
日本薬学会で発表された実験結果によると、人工甘味料には人の身体に対して様々な危険性があると以下のような健康被害が懸念されます。
〇内臓の異常(心臓、肝臓、胃、副腎などの肥大)〇うつ病(脳伝達物質の変化) 〇体重減少〇妊婦が飲むと胎児に脳障害、目の奇形などの恐れ
ただ、長期摂取し続けた場合どうなるのかというところはまだ未知の部分が多く、今後の更なる研究に期待が集まっています。
それでも人工甘味料が使われている理由
お菓子にしても、食べるものの中に必ずと言っていいほど、入ってしまっていて、買うのを辞めてしまうことが多くありますよね。
人工甘味料は太る、それ以外の危険性も否定できないという意見がある中で、なぜ人工甘味料が使われ続けるのでしょうか。
■ 虫歯の原因となる酸を作りにくい
虫歯菌の餌にならず、リスクを抑えることが出来るとされている。
■ 血糖値を上げないとされているから
血糖値を上昇させるという説がある一方で、アステルパームの様に血糖値を上げないから糖尿病の方でも使える、とされる人工甘味料もあります。
砂糖は摂れないけれど甘いものが欲しいという需要に応えて使われているのでしょう。
■ 糖質制限ダイエットをしている人に人気がある
ダイエットをしている方や、制限をされている方にとって、甘いものが食べたい!という欲求です。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、「甘い味」というのは必要で、そのために人工甘味料を使う人が多いようです。
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天然の甘味料との違いを知って上手に甘味料を使い分けよう
太りやすい人工甘味料ではなく。砂糖でもなく。安全な甘味料はないのか?と考えると天然の甘味料も見過ごせません。
■ 樹木から採れる 「 キシリトール 」
キシリトールは虫歯になりにくいことから、歯垢の増殖も抑えてくれるので、歯の健康に役立つ甘味料。
に含まれる天然素材。糖アルコールに分類されます。
[ 甘さ ・ カロリー ] 砂糖と同じぐらいの甘さ、カロリーは4分の3程度
■ 砂糖の300倍の甘みを持つ 「 ステビア 」
非糖質系甘味料に分類される、パラグアイ原産のキク科の植物から採れる甘味。苦味が強いので使いづらい、摂りすぎると副作用が心配されます。
これは、グレーな情報になりますが、不妊の危険性を訴えている研究者がいることも事実です。いまだに使用を禁止している国もあります。
キク科の植物にアレルギーのある方は摂取自体を控えて下さい。
■ 上品な甘味の 「 トレハロース 」
[ 甘さ ・ カロリー ] 甘みは砂糖の約半分、45%程度。天然の糖質。
〇食感の維持 〇色素の安定化
トレハロースの原料はとうもろこしやジャガイモ。多くの工業品で使われてるものは、コストを抑える為に海外からの輸入に頼るケースが非常に多く、
日本のとうもろこし0.001% 国内生産ではほぼ100%輸入に頼っています。
輸入先のほとんどがアメリカ。90%は遺伝子組み換えです。他にもブラジル、ミナミアフリカも輸入先にありますが、遺伝子組み換えの割合が増えてきています。
[ 血糖値 ] 上昇は緩やかでインスリンノ分泌も低く抑えられることから、膵臓への負担も低く糖尿病予防としては期待されています。が…
トレハロースは著しく血糖値を上げてしまうので、代替甘味料とはなりませんので注意してください。
■ 発酵食品に含まれる 「 エリスリトール 」
果物や茸などに含まれる甘味料。酵母菌にブドウ糖を加えて発酵させることで合成することも出来る糖質。
[ 甘さ ・ カロリー ] カロリーほぼゼロ。砂糖の約75倍
糖尿病の方でも安心して使える甘味料だとされています。
ダイエットと健康のバランス
楽に痩せたいから。といって、人工甘味料が含まれているものを口にしてしまうと、健康被害や、血糖のバランスが不安定になっているのも事実です。
糖尿病や糖質を制限しなければならない方にとって、「 甘み 」は誘惑されがちですが、健康上の問題がおきては意味がありません。安全性も危険性も不確定な人口甘味料の多用を避けながら、運動による消費カロリーをあげていくようにしましょう。
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MAMAGOKORO ( ままごころ )
宮崎県在住小学校幼稚園2人の娘を持つ母。3人目を妊娠中。このブログでは、生きていくうえで、健康と生活と仕事のこと、知っておきたい情報をお届けします。